呼吸療法認定士とは?
呼吸療法認定士は「一般社団法人日本胸部外科学会」「一般社団法人日本呼吸器学会」「公益社団法人日本麻酔科学会」が合同で創設した認定資格であり、正式には「3学会合同呼吸療法認定士」といいます。
呼吸療法認定士の主な役割としては、呼吸理学療法や吸入療法、酸素療法などの呼吸療法の的確な実施と、その機器の管理です。
理学療法士の呼吸療法認定士の資格取得数は、公益財団法人医療機器センターによると令和2年時点で17,458人と全体の約3割を占めます。
呼吸療法認定士の需要
超高齢社会となっている現在、医療現場においても患者さんの高齢化が進んでいます。そのため、重症をおった患者さんに対して
呼吸療法を行う頻度は増加し、重症患者への管理の必要性が高まっています。しかし、吸入療法や酸素療法、呼吸理学療法、人工呼吸といった呼吸療法に精通した医療従事者が不足しているのが現状であり、 患者さんが必要な治療を受けられるように、呼吸療法に関する専門的な知識・技術を持つ「呼吸療法認定士」のニーズは高いです。
呼吸リハビリテーションの対象疾患
「COPD(慢性閉塞性肺疾患)」「気管支喘息」「気管支拡張症」「間質性肺炎」「肺がん」などの呼吸器関連疾患はもちろん、脳血管障害(脳梗塞や脳出血等)や廃用症候群(寝たきり等)、難病(パーキンソン病やALS等)の方も対象となります。
COPDの方であれば、動くと息切れを自覚するので、動くのがおっくうとなり、日常生活で安静にしていることが多くなります。
そうすると、筋力、持久力が低下し、さらに動いた際に必要とする酸素の量が増え、軽い動作でも息切れが生じやすくなります。
また、筋力低下によりご自身で排痰が困難となると健康面にも影響が出てきます。
お待ちしています!
リハビリ職員はPT/OT/STが揃っています。呼吸器疾患に関わらず、「最近むせやすい」「息切れしやすい」など無料体験から実施していますので、お気軽にご連絡ください。
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