熱中症対策をして熱中症を予防しましょう
真夏だけではなく、梅雨の晴れ間や梅雨明け直後も、蒸し暑さに体が慣れていないため、熱中症になりやすくなります。貝塚市でも猛暑日が続いて、熱中症に注意をしなければいけない日が続いていますね。
熱中症を防ぐためには、対策をしっかりと身につけておくことが重要です!
去年の法務省の報告では、令和5年5月から9月の全国における熱中症による救急搬送人員の累計は 91,467
人でした。これは、平成 20 年の調査開始以降2番目に多い搬送人員との事です。
年齢区分別では、
1位 高齢者
2位 成人
3位 少年
4位 乳幼児の順となっています。
発生場所別の救急搬送人員をみると
1位:住居
2位:道路、公衆(屋外)
3位:仕事場(道路工事現場、工場、作業所等)の順となっています。
熱中症予防
汗をかいたらこまめな水分補給が必要です
熱中症予防で重要な事の一つにこまめな水分補給があります。
1日8回程度、コップ1杯(150ml)の水分を飲水すると良いとされています。
シーン別で熱中症予防におすすめの飲み物をご紹介
〇あまり汗をかかない時
麦茶・黒豆茶など。ノンカフェインで水分とミネラル補給できるもの
〇室外で汗をかきやすい時
スポーツドリンクなど。効率よく水分や塩分を補給できるのでおすすめです。
しかし、糖分が多く含まれるので飲みすぎには注意!
〇脱水症状が出てきた時(たちくらみ、だるさなど)
経口補水液がおすすめです。しかし、大量に飲むと塩分の過剰摂取になる場合もあるので普段の水分補給には向きません。また、心臓や腎臓疾患で治療中の方が経口補水液を飲むと、ナトリウムの過剰摂取になる場合あるので注意が必要です。
脱水症状が出た時、手元に経口補水液がない場合もあると思います。そこで、自宅にあるもので手軽にできる経口補水液のご紹介をしたいと思います!
自宅で作れる経口補水液の作り方
〇材料
・白湯 500ml
・砂糖 15g
・塩 1.5g(指でつまんで二つまみほど)
容器に上記の材料をすべて入れ、よく混ぜ合わせれば出来上がりです。砂糖を使用する事で、水分や塩分が効率よく体に吸収されます。お好みでレモン汁大さじ1入れると、さっぱりした味になります。
注意:手作りなので、保存には向きません。その日のうちにできるだけ飲みきるようにしてください!
経口補水液には、塩分・糖分が含まれていますので、高血圧・糖尿病・腎疾患などで治療中の方は、一度かかりつけ医にご相談ください。
今年も暑い夏になりそうですね。皆さん、体調には気を付けて楽しい夏をお過ごしください。