第44回近畿作業療法学会にポスター発表で参加しました
第44回近畿作業療法学会
6月29~30日、大阪国際会議場(グランキューブ大阪)にて開催された、第44回近畿作業療法学会に参加しました。当日は運営ボランティアも経験させていただきましたが、例年の近畿学会に比べ、参加人数が多く、久しぶりにお会いした先生と情報交換するなど、有意義な時間を過ごす事ができました。
特別講演では、繁田雅弘先生の「認知症ケアにおける作業療法士への期待」や、シンポジウムの「高齢者の活動・参加を支援する作業療法~Well-being 実現を目指して~」などを聴講し、地域で働く作業療法士として考えさせられることが多かったです。特に、認知症ケアという分野での作業療法士の立ち回り方を再認識でき、事業所内でも多職種への情報共有やコミュニケーションの工夫など、一層注意をして伝達したいと感じました。また、一般演題の中でも気付きが多くあり、特に小児の利用者と関わる際のヒントをいただき、自身の臨床に活かしていきたいと感じました。
ポスター発表では、高齢者の閉じこもりと家族関係を発表しました。意見交換の場では、同じような環境・状況で悩んでいる作業療法士からの意見をたくさん聞くことができ、自身の介入を振り返りつつ、新たな視点に気付くこともできました。学会で発表をすることで、知識の整理や臨床でのアプローチ方法を増やすことができるので、今後も精力的に発表を続けていきたいと考えています。