乾燥予防・対策②❘貝塚市のにじいろ訪問看護ステーション
こんにちは。貝塚市にあるにじいろ訪問看護ステーションです。
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乾燥予防・対策2回目ということで・・・空気が乾燥すると、体の中から水分が蒸発し、肌荒れやシミ、シワの原因にもなるそうです。
乾燥対策とは少し脱線してしまうかもしれませんが、これを機に家族みんなで保湿していきませんか?
皮膚乾燥対策のためはもちろんのことですが、スキンテアという言葉を聞いたことがあるでしょうか? スキンテア(皮膚裂傷)とは、摩擦やずれによって皮膚が損傷つまり、裂けたりすることをいいます。 ご自宅などで介護されている方で、気をつけてケアをしていたにもかかわらず、高齢者などの脆弱な皮膚が裂けてしまったことはありませんか? 例えば、「絆創膏を剥がすときに、一緒に皮膚が剥がれてしまった」や「手や足が、ベッド柵に擦れたり、当たったりして皮膚が裂けてしまった」また、「体位変換時(寝ている向きを変えるとき)に身体を支持していたら皮膚が裂けてしまった」など、日常的に起こることがあります。 そうならないためにどうすればいいのか? 予防として、皮膚を保護するために,低刺激性のローションタイプなど伸びが良い保湿剤を1日2回、摩擦が起こらないように毛の流れに沿って押さえるように塗る。また、寝巻などを,長袖,長ズボンにする。腕や足を出す場合は、肘までの手袋やアームカバー、足には膝丈靴下やレッグカバーを使用などの方法があります。 乾燥する季節になってくるので、皮膚の乾燥予防と一緒にスキンテア予防も始めてみましょう。