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在宅における褥瘡処置  泉佐野市・貝塚市・岸和田市|にじいろ訪問看護ステーション

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在宅における褥瘡処置の工夫

在宅における褥瘡処置の工夫

褥瘡(床ずれ)が発生している利用者様のケアについて

 

岸和田市の利用者様ですが、長年家族だけで介護をされておられていました。仙骨部に褥瘡が発生しているとのことで訪問看護の依頼を受けました。さっそく主治医へ褥瘡処置の貼付剤を依頼しましたが処方してもらえず、体位変換の工夫をしてくださいと、、、残念な返答を受けました。

 

今まで病院勤務時代は皮膚排泄認定看護師に相談したり、褥瘡処置のハイドロサイトなどすぐに使用することができていましたが、在宅では主治医に処方をしてもらわないと物品の入手も困難で思うような処置ができないのです。

 

そこで、今までたくさんの褥瘡処置に関わってきた経験が活きてきます。

準備物品は単純なもので大丈夫ですよ。

 

 

準備物品

使用するのはオムツと台所用の水切り袋だけです。

100均でも手に入りますよ。

 

褥瘡の大きさに合わせて作成していきます

穴あきポリ袋にカットしたオムツを合わせてテープで留めます。

褥瘡からの浸出液をオムツで吸水して適度な湿潤環境を保つようにします。

 

3週間後には出血や浸出液が治まり皮膚が形成されました。

①褥瘡部をやさしく泡洗浄します。この時ゴシゴシこすらないように注意してください。洗浄後は微温等でしっかり泡を洗い流します。

②水分を拭き取ったら、作成した穴あきパッドを褥瘡部に貼り付けます。テープ固定はビニールテープなど肌に優しいものを使用してくださいね。

③浸出液が多ければ2回/日や毎日の処置が必要となります。ですので家族様にも処置方法の指導を行い、オムツ交換の時に処置をしてもらう必要があります。

家族様からは「今まで何カ月も軟膏塗ったり、いろんな事してきたのに治らなかったのに、にじいろさんに処置してもらったらすぐに治ったからびっくりした」と喜んでいただきました。

私たちから言わせてもらうと、こんなに早くに褥瘡が改善したのは、家族様が毎日一生懸命に処置を行ってくれたからです。それを少し手助けさせていただいただけです。

改めて家族の支えがあってこそ在宅療養ができることを勉強させて頂きました。

 

介護や看護の悩みがあれば、にじいろ訪問看護ステーションまでご相談ください。

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