貝塚市のにじいろ訪問看護ステーションでは看護師、理学療法士、作業療法士が在籍

平均寿命は、年々最高を記録を更新しています。長生きをする方が増えるに従って、「健康寿命」も重要になってきます。健康寿命とは、歳を重ねても元気に暮らせる期間のことです。

高齢者の転倒事故は自宅での発生が最も多く、全体の半数を占めています。また転倒による骨折が原因で、そのまま入院になるケース多いです。入院により寝たきりになる可能性も高いため、転倒を予防することは大切です。

浴室/寝室/玄関/階段での発生が多いです。

今回は自宅で気軽に始められる体操を5つ紹介していきます。

①座ってつま先とかかと上げ下げ(10回×2)

　・つま先とかかとを交互にゆっくり上げ下ろしします。

　・上げられる範囲でしっかり上げてください。

②固定物につかまってかかと上げ(10-15回×2)

　・机や椅子の背もたれなど体重をかけた際に動かないものにつかまって行ってください。

　・ゆっくりかかとを上げ下ろしします。

　・可能な方は支えなしで実施してください。

③椅子からの立ち上がり(10回×2)

　・座る際に勢いよく座らないようにゆっくり腰を下ろしてください。

　・座面支持→太もも支持→胸の前で腕組み　と可能な方は難易度を上げて行ってください。

　・立ち上がる際に少し足を後方へ引くと立ち上がりやすいです。

④座ってもも上げ(交互に20回×2)

　・後方や左右にバランスが崩れないように注意してください。

　・もも上げる際に上半身が左右や後方へ傾かないようにまっすぐの姿勢で行ってください。

　・腕は胸の前で組んで行ってください。

　・ゆっくりももを上げ下ろしします。

⑤膝伸ばし(左右各10回×2)

　・反動で上げずにゆっくり行ってください。

　・太ももの裏は椅子につけたままで膝から下のみ動かします。

　・足が内側や外側に向かないようにまっすぐ上げてください。